基幹理工学部では、グローバル化を目指して、国際的な視野を持つ優秀な人材を育成することを目的として、2010年より国際コースを設置、2018年に英語学位プログラムに改編いたしました。全ての授業が英語で行われるこのプログラムにより、世界各地から優秀な学生を広く募集し、国内外の学生が共に学ぶ環境を提供しています。これにより、多様な背景を持つ学生同士の交流が促進されます。
現在、以下の2つのメジャーが設置されています。
本メジャーでは、基礎数学から応用数学まで幅広いカリキュラムを提供しています。数学の知識だけでなく、科学や工学との接続を図り、社会に貢献する上で必要になる数学的技能を教授します。特に、現代社会において重要な非線形数理、計算数理、統計数理の3つに重点を置いています。さらに、既存の枠組みを超えて新たな数学の領域を構築する目的のため、他のマイナーと連携したカリキュラム体系を設計しています。これにより、学生の皆さんは,数学的な観点から、学際的な方法で科学と工学を学ぶことができます。数学科と応用数理学科が本メジャーを担当しています。
基幹理工学研究科では、社会を支えるキー・テクノロジーである情報、機械、航空宇宙、エレクトロニクス、物質・材料、エネルギー、アートとメディアに関する基礎的科学技術とその根幹にある数学および両者の掛け橋となる応用数理を軸に据えつつ、各専門分野での教育研究を展開します。
大学院で世界中から異なるバックグラウンドを持つ学生を集めることにより、異文化交流の機会を増やし、各専門分野の深化・発展に貢献するばかりでなく、新しい学問領域に創造的に取り組み、時代を切り拓き世界で活躍できる研究者・高度専門科学技術者の育成を目指します。